第8回みんなの美術展応募作品から
第8回みんなの美術展応募作品から注目した作品、気に入った作品を選びました。
すがさわ
何気ない地下鉄風景だが、暗闇の中の光の表現が俊逸。青い光が効果的で、緊張感がある絵に仕上がっている。
正木俊行
水面を照らす日の光。タイトル通りのゆらぎを見事に再現している。広がりのある構図で、中央の葉の緑と、手前の草の関係性も良いし、水面とのコントラスト感が良い。
KAZUO ADAMSKI
キャンバスに原色を塗り込む時の勢いを感じる作品。単純であるが色彩バランスが良くリズミカルで、心地よい。
YANHWA.C
多彩な色使いと画面構成で心地よい。
高橋
しっかりとした人物の描写力だ。少女の落ち着きと心の不安が透けて見える。
佐藤ツクル
螺旋状に構成された無数の鋭い突起が強烈なインパクトを感じる。作者は森林を俯瞰しての表現のようである。このうねりは、森林の怒りなのか。