第12回みんなの美術展応募作品から
第12回みんなの美術展応募作品から注目した作品、気に入った作品を選びました。
Gento
簡単に操作なんてされない、強い意志と情熱ではち切れそうなぴかぴか力強いハート。気分が上がる。
麻
シンプルなモチーフの繰り返しが穏やかで安らぐ。色合いがほんわりと良い感じ。飾って楽しむ友禅も良い。
聖柄さぎり
隅から隅まで探してしまう。Fanda、ナイショナ・・。クスッと口元が緩む。切符売り場で切符を買えば、昭和入口への電車が空を飛ぶ。1枚の絵でタイムトラベル。
よねだ ひさえ
優しく明るい色合いに見入っていると、ふとこの絵の向こう側の世界から見られているような気がしてドキッとする。不思議な構図。
正木俊行
律儀な静かな画面なのに 前景から奥への遠近が端正なのにダイナミック。水面に浮く船の確かな存在感。
小木曽華子
軽やかな風や清涼な空気の動きを感じる。柔らかく美しい色合いはコールドワークならではでしょうか。置かれた石との素材感の取り合わせが効いている。
Roy Shih
天女の羽衣か、乙姫の衣のように悠々として優雅。偶然が創り出す抽象が多いインクアートで具象化してみせる発想が素敵。
Belle Isle
様々な青が重なったテクスチャーが不思議な魅力。深淵のようでもあり、青い怪獣の肌のようでもあり。触れてその感触を確かめてみたい。
nakano takumi
周囲から孤立して固まってしまう姿を、こんなふうに表現出来るのか、と感歎。技術も構成も驚き。美しい孤立。