第11回みんなの美術展応募作品から
第11回みんなの美術展応募作品から注目した作品、気に入った作品を選びました。
中山みどり
背景と狼の対照的な表現が目を惹きました。なんとも言えない表情と主張する黄色の世界観が不思議とマッチしています。
林 文彦
太い枝から細部に至るまで、ぐるぐるとした不思議なモチーフをよく観察している作品です。一見平面的に見えますが奥行きが感じられます。
Fuji
ミニマルでありながらもシンプルで画面の強さを感じます。左右対称のようで左右非対称な構図も良いです。
原口 開
名画が作者のセンスで現代的な感覚の作品に仕上がっています。波の部分が虎に感じられたという感覚が良いと思います。
由井真志
トリケラトプスのかっこよさ、重量感、質感が金属で見事に表現されています。
こだま みゆき
作品のふわふわとした質感と立体感のある素材が胎児を柔らかく包んでいます。とても優しい世界が伝わってきます。
井上舞
ライティングによって現れた作品の影と、影と重なる作品の繊細な部分が相俟って、作品世界に深みが感じられます。
YUUMA
はっきりとした線で、なんとも言えない表情と、人物の特徴を捉えた素敵な作品です。
記名
部屋という空間が立体的であるのに対し、人物が平面的かつユニークに表現されている所に魅力を感じました。
