第8回みんなの美術展応募作品から
第8回みんなの美術展応募作品から注目した作品、気に入った作品を選びました。
彦
不用品を素材にしたアート作品は多いですが、ドブネズミの頭蓋骨の選択に驚きました。リサイクルではなくアップサイクル…というよりも、輪廻に近いイメージがわいてきました。
nunoma.art
色使いにまず目が行きました。鮮やかでいて、一方でプリミティブアートのような印象も受けます。多様性に関心のある作家さんの興味が、画面からにじみ出てくるようです。
項名雯
リアルな一瞬が画面上に凝固しているようであり、一方で水や光の動きも感じられます。作者の力量でしょうか。ここからさらに冒険的な表現の作品も見てみたいと思いました。
勝伸子/Nobuko Katsu
時間の移り変わりがイメージできる、何層もの積み重なりを感じるコラージュ作品が好きで、本作品に目を奪われました。実際の作品を鑑賞してみたいです。
平松 依里子
楽器を描いた作品が好きで、デュフィ―などがお気に入り。タイトルにも魅かれましたし、何より作風から、音のイメージが広がります。
mon
ああ、これはもう、可愛らしさに「抗えない」ですね。廃材?を素材にすると主張が頑固に見えることがあるのですが、この作品はシンプルでキュートです。
error290522
「甘いけど、溶けていっちゃう…」という素材に込めた「好き」の思いが面白いなぁと思いました。作者さんの表現方法が楽しいですね。
渡辺敏彦
静かなトーンの中で、未来の生命(いのち)をじわじわと感じさせてくれます。立体的に見える? 和紙の質感にシルクスクリーンがどう映えているのか、実際の作品が見てみたいです。
Mimmo
コロナ禍にあって、マスク越しの出会いが、人との距離を隔ている「空気感」を示しているよなぁと、この作品から感じます。新鮮な空気を思う存分に感じたいですね。
田中佑佳
ユーモラスな作風の作家さんの味が、よく出ているなぁと思いました。女の子の無邪気な様子と”インスタレーション”しているところも、見どころですね。