故郷の四川省は樹木が多くて湿度が高いところです。
天気が湿っぽくなったら、心で知らず知らずに憂いが芽生えそうです。
雨でも、雲でも、霧でも、常にマイナスなものと繋げています。
泣けば、顔も湿っぽくなります。
ですから、わたしは悲しみや不安などの感情は湿度が高いと思います。森をモチーフにして、子供のごろネガティブな感情を持っている記憶をジメジメな場面に再現しました。そして、先ほど塗った形にドットを打って、もう一度、その記憶をトレースして、描写しました。
作品を通して、自分にネガティブな感情を直面させながら、見る人にもネガティブな感情に向き合う勇気を与えたいです。