ARTWORK

休憩: 干し柿作り前工程 ( きゅうけい: ほしがき づくり まえこうてい )

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作品寸法: F15  透明水彩:ターナー色彩  ワトソン紙ホワイト 

カテゴリー: 洋画
タグ: [水彩画, 第12回みんなの美術展応募作品, オリジナル]
 我が家の裏庭に渋柿の樹があります。生り年には数百粒の渋柿が実ります。この実をもぎ、皮を剥き、紐に繋ぎ、サンルームで干せば、やがて白い粉を吹いて、それは美味しい干し柿となります。遠くの知人・親戚・都会に住む息子家族に送りますと、甘い干し柿と言われ喜ばれます。
 この処、この樹、老木と化し、付ける実の数が待つ人々へ送る数に満たなくなり、不足分を市場などに求めます。当然味も異なります。
 僕ら老夫婦の皮むき作業、疲れるようになりました。休憩を取りつつ、干し柿を食べてくれる人々の顔を思い浮かべながら、ひたすら剥くのです。

遡ること65年前の一高校美術部アトリエでは日々、顧問の先生の指導の下、部員は研鑽していました。卒業後もその絆は強く、50歳代後半より計8回のビエンナーレ展を開きましたが寄る年波で9回目以降が開催出来るかどうか・・です。

現在地へ転居して約15年経ちました。僕は、もとより全くのアマチュアですが、当地転居後は地元の愛好者会展へ入会し、出品、入賞させていただいたり、某市立美術館の企画展出品入選などの時間を過ごしています。

僕の愚作は、其の時其の儘、身の回りの物を気ままに描いたものです。当面は、数年前の作品から展示、徐々に最近作へと展示させて戴きます。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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