作品を残していくこと
趣味で絵を描いている。描くことの動機の一つとして、「絵を残す」という気持ちがある。自分がこの世から消え失せても絵は残る。残るかどうかは家族次第だけど、、、
そこで先日妻に、もしも、万一自分が死ぬようなことがあれば絵の処遇について冗談っぽく伝えておいた。還暦過ぎたこの歳なら、そんなことを考えておいてもおかしくはないと、半分以上本気で(笑)。
偶然にも先日、知り合いの方から地元アートスペースで開催されていた、趣味で絵を描いてこられていた、とある方の遺作展を勧められた。先の話とは全く関係なしに。それで、どうしても妻と訪れておきたいと思った次第。
遺された絵を発見されて展覧会を開くことを決断されたご遺族の愛が感じられる良い展覧会だった。多彩な作品群の中、私には風景画が沁みた。
これからも心を込めて作品を描きためていきたいと思った。残りの人生、描いて描いて楽しもう!