コラム「小林義美の眼」1
人類が誕生した時から、人間社会のみに文化が育まれ、文化は絵や文字等五感で心の表現として現代に至っていると思います。生まれながら誰もが異なった感性を持ち、自由な表現が現代社会生活に特に必要だと感じます。
この度、柳澤謙至氏の絵画作品に接する機会があり、拝見して色彩、構成、描く対象等が素晴らしく感動しました。ともすると日頃私達が見逃している情景を魅力的に表現され輝いています。年齢を重ねられ本業を全うされた後に趣味で始められた制作との事、驚きました。
現代において、多くの芸術を愛する人々との絆が強く大きく広がる事が望まれます。
特にアマチュア芸術分野の発表は狭い。発表する人と観賞する人とを結ぶ新しい空間が、出来る事に大いに期待いし、観る側として楽しみにしています。