彦屋 千代蔵
江戸の伝統工芸である「つまみ細工」の手法と日本刺繍を組み込んだ
個性的な小物やアクセサリーを作っています。
特徴の一つは材料へのこだわりです。
つまみ細工の材料の布(羽二重)と日本刺繍の糸(平糸)は草木染めで
手染めしておりボタニカルな色合いとなっています。
更に花弁や葉に日本の文様(麻の葉、青海波など)の刺繍を施し独自の世界観を表現しています。
もうひとつは、作品に「目玉」を使っていることです。
古代エジプトのホルスの目やトルコのナザールボンジュウなど目玉には魔除けの意味合いがあり
これを作品に組み込むことでゴシック感を出しています。