カカビン 愛知県立芸術大学の何佳敏と申します。現在油画・版画専攻に在学しています。2015 年に私が失語症を発症し、失語症であるがゆえに、 母語の中国語でコミュニケーションをとることに難しく、リアルな空間に自己の存在感やアイデンティティーの問題をかかえることになりました。その経験から、自身の「失語」と「言葉」について再考し、空間に「言葉」の存在のあり方を表現するような作品制作を行っています。