ARTWORK

二元論ガチャの破壊

いいね 0    シェアする:
515mm×364mm
マーメイド紙


カテゴリー: 工芸
タグ: [第14回みんなの美術展応募作品]
「〇〇ガチャ」という言葉から着想を得て、その言葉の違和感をアートで表現しました。
コインは二元論、ガチャガチャは既成概念の象徴としてデザインしています。
いいか悪いかの二者択一の答えを求めても、当然二者択一の答えしか返ってきません。
既成概念(ガチャ)を破壊して初めてそれが自分にとって輝く石かただの石かを判断できるのはというメッセージを込めています。

幼少期からアトリエ教室に通い芸術に親しむ。大学卒業後は保育の道に進むが、作曲や絵画などの活動を行うなかで自己表現を追求するため作家活動に専念。幼少期より馴染みのあった紙を使ったアートを制作している。
作品は幾何学的な色面で構成された紙の半立体アートを制作。
対象の本質を捉えるために主に単純な図形で構成する。
紙を使った表現は、平面ではできないテクスチャを入れることができ、作品の鑑賞性を高めている。
2025年以降は画面全体にスリットを入れることで存在の儚さと同時に対象の力強さを表現するなど、自身の培った哲学の投影を試みている。

MY WORKS